海外プリペイドカードとは、事前に日本円を入金(チャージ)しておき、その残高の範囲内で海外の店舗やATMで現地通貨として使えるカードです。多くはVisaやMastercardなどの国際ブランドが付いており、加盟店であればクレジットカードと同じように決済できます。
【クレジットカードとの違い】
クレジットカードは後払い(利用額を後日引き落とし)であるのに対し、プリペイドカードは前払い(先にチャージした残高を使う)です。審査が不要で、未成年や無職の方でも申し込める場合が多い一方、チャージした残高以上は使えないため、使いすぎを防ぎやすいという特徴があります。
【デビットカードとの違い】
デビットカードは銀行口座と直結しており、利用した瞬間に口座から即時引き落とされます。プリペイドカードは口座と直結せず、事前にチャージした専用残高から差し引かれる点が異なります。口座情報を都度晒したくない場合や、使う金額をあらかじめ決めておきたい場合に向いています。
【最も重要な注意点: 海外旅行保険は付帯しない】
プリペイドカードは「決済・両替の手段」であり、クレジットカードの一部で付帯している海外旅行傷害保険は基本的に付帯しません。プリペイドカードだけで海外旅行の準備を済ませたつもりになり、保険に未加入のまま出発してしまうケースには注意が必要です。海外の医療費は高額になりやすく、保険料を別途支払うか、
年会費永年無料のエポスカードPRのように旅行代金をカードで支払うことで保険が使える「利用付帯」のカードを併用するなど、決済手段とは別に備えを用意しておく必要があります。
このように、プリペイドカードは「使いすぎを防ぎたい」「現金を持ち歩く量を減らしたい」というニーズに向いた決済手段である一方、それ単体で海外旅行の備えが完結するわけではないことを理解した上で活用しましょう。