電子渡航認証は「早めに取っておいて損はない」制度です。ESTAは2年間、カナダeTAは5年間有効なので、旅行の予定が具体化する前でも、パスポートを取得済みであれば先に申請しておくことができます。
【申請タイミングの目安】
- アメリカESTA: 航空券予約前でも申請可能。遅くとも出発の72時間前までに
- カナダeTA・オーストラリアETA: 航空券発券時に有効なeTA/ETAの有無を航空会社がチェックすることがあるため、予約と同時期の申請がおすすめ
- 韓国K-ETA・欧州ETIAS: 免除措置の終了時期や制度開始が近づいたら、渡航の都度、外務省海外安全ホームページで最新の要否を確認
【却下・不承認になったら】
ESTAで「Travel Not Authorized(渡航認証不可)」と判定された場合、ビザ免除プログラムでの渡航はできません。改めてアメリカ大使館・領事館で正規の観光・商用ビザ(B1/B2)を申請する必要があります。主な却下理由は、過去のビザ拒否歴、一定の犯罪歴、VWPでの滞在期間超過(オーバーステイ)歴、2011年3月以降のイラン・イラク・スーダン・シリア・北朝鮮・ソマリア・イエメン・リビアへの渡航歴などです。
【申請内容は正直に】
質問事項に虚偽の回答をすると、その時点で入国を拒否されるだけでなく、将来のアメリカ入国そのものが困難になる可能性があります。該当する渡航歴や事情がある場合は、正直に回答したうえで、必要であれば正規のビザ申請に切り替えましょう。
【旅券の要件】
ESTA・eTA・ETAはいずれもICチップ入りの生体認証パスポート(eパスポート)を前提とした制度です。日本で発行されるパスポートは2006年以降すべてICチップ入りのため通常は問題ありませんが、パスポート情報を変更した場合(更新・氏名変更など)は、電子渡航認証も新しいパスポート情報で再申請が必要です。
電子渡航認証の申請が完了したら、次に決めておきたいのが海外旅行保険です。渡航手続きと同じタイミングで準備しておくと、出発直前に慌てずに済みます。
年会費永年無料のエポスカードPRのように、旅行代金(パッケージツアー代金、または空港までの鉄道・タクシーなど公共交通乗用具の料金)をカードで支払うと海外旅行傷害保険が使える「利用付帯」のカードを選べば、保険料を別途払わずに備えられる場合があります。